コレクション ~collection~

 うつのみや妖精ミュージアムでは、宇都宮市出身で日本における妖精学の第一人者である井村君江氏が長年にわたって
研究・収集された貴重な妖精関係の資料や家具、 同じく本市出身の実業家、齋藤文男氏からご寄贈いただいた妖精をモチーフにした絵画、ウエッジウッド製の陶器やタイル、
リチャード・ドイルやアーサー・ラッカム画による美しい挿し絵本などの収蔵品を常時50点ほど展示しております。

    

妖精とは? What is the Fairy?

 妖精とは英語でフェアリー(Fairy)、小妖精はエルフ(Elf)と言います。
 前者の語源には「魅惑する」(enchant)や「運命」(fate)の意味が含まれ、人間の運命を左右し、
 具体的な存在としては「フェアリーゴッドマザー」(妖精の名づけ親)に見られます。 『眠れる森の美女』の『シンデレラ』も物語のきっかけをつくるのはこの妖精です。
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  アイルランドのゲール語ではシー(Sidhe)で、「丘」の意味。「丘にすむ人」は妖精です。 自然の精霊で、異教の神々の末裔を指し、神道の八百万の神々に当たります。河童はバック、天邪鬼はボギーに似ています。
「群れを成して暮らす妖精」は、家族・社会、妖精王や王妃で国を作ります。 独自の衣・食・住があり、いたずら好きだったり怒りっぽいなどの性格を持っています。歌や踊りが好きな妖精たちのいるフェアリーランドは、楽しい常若の楽園です。